人口10万人当たりの医療施設従事者医師数(令和2年)
神栖市の10万人当たりの医療施設従事者医師数は全国平均を下回っており、
より多くの医師が求められています。
医師偏在指標(令和2年)
外来医師数偏在指標(令和2年)
市内の医療機関(令和5年4月1日)
神栖市は人口10万人当たりの診療所数が少なく、また土地形状が縦長なこともあり、
周辺市町村と連携しながら医療サービスを提供しています。
- 病院
- 4施設(二次救急2施設)
- 診療所
- 32施設
人口10万人当たりの診療所数(令和5年4月時点)
神栖市 | 鹿嶋市 | 茨城県 |
---|---|---|
33.9施設 | 42.8施設 | 50.2施設 |
市民の入院先・救急搬送先動向
救急搬送先
神栖市の救急搬送患者は、市内においては神栖済生会病院や白十字総合病院、鹿嶋ハートクリニックなどに搬送され、市外においては小山記念病院(鹿嶋市)や国保旭中央病院(千葉県旭市)、島田総合病院(千葉県銚子市)などの医療機関に搬送されています。重症患者は、鹿行医療圏域外の千葉県所在の医療機関(国保旭中央病院、日本医科大学千葉北総病院、成田赤十字病院)への搬送件数が多く、高度急性期医療機関である国保旭中央病院に多くの軽傷・中等症の救急患者が搬送されています。
- 第二次体制
- 白十字総合病院・神栖済生会病院・小山記念病院(鹿嶋市)
- 第三次体制
- 土浦協同病院
- 県外搬送先
- 国保旭中央病院・成田赤十字病院・千葉北総病院(ドクターヘリ)
国際医療福祉大学成田病院・島田総合病院
神栖市の患者数
神栖市の人口推計では2045年まで人口が減少傾向ですが、患者数は老齢人口の増加から2035年にピークを迎えます。
その後、総人口の減少が進むことで患者数も減少に転ずると推計されます。
2病院の再編統合の推進
神栖済生会病院と鹿島労災病院は再編統合し、地域の中核医療を担う新拠点病院が誕生します。