きらっせプロジェクト活動報告

2025年11月15日(土)、16日(日)「産業医学基礎研修 後期・実地研修」を開催しました。
2日間に渡って先生方の経験に基づいた講義が行われ、受講者の皆さまよりご好評をいただきました。

■日時
2025年11月15日(土) 10:00～18:00（工場見学は9:30～）
2025年11月16日(日) 9:00～17:00

■場所
◇実地研修（工場見学）　株式会社カネカ・ＤＩＣ株式会社・エーザイ株式会社
◇実地研修（座学）および後期研修　アートホテル鹿島セントラル　2階　鳳凰の間

■参加人数
95名
うち茨城県外からの参加者は75名
（岩手県、山形県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、福井県、山梨県、長野県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、岡山県、愛媛県、福岡県、熊本県）

■プログラム内容

2025年11月15日(土)

◇実地研修

テーマ	講師
安全活動の実践と管理ポイント	（株）カネカ 信頼の環境安全センター長　小田　隆浩
労働安全衛生の取り組みと産業医巡視について	ＤＩＣ（株） 総務グループ　幸山　一浩
安全衛生活動と産業医との関わり	エーザイ（株） サイトマネジメント部長　鈴木　和彦 設備環境安全グループ長　藤本　夏樹
産業保健マーケティング前半	（株）産業保健コンサルティングアルク 梶木　繁之
産業保健マーケティング後半	（株）産業保健コンサルティングアルク 梶木　繁之

◇座学

テーマ	講師
復職判断の実際	神栖産業医トレーニングセンター 林　卓哉
大学における産業医活動	東京大学　環境安全本部 黒田　玲子
職場におけるハラスメント対策	神栖法律事務所 安重　洋介
公的機関における産業保健活動	千葉大学　環境労働衛生学 能川　和浩
人間工学的な改善	KOMET産業医センター 田中　完

2025年11月16日(日)

テーマ	講師
職場の過重労働対策	日鉄テックスエンジ（株） 桝元　武
曳船事業の概要と船員の安全衛生等について	鹿島埠頭（株） 総務課長　須賀田　崇
産業保健活動における多職種連携	千葉大学　環境労働衛生学 能川　和浩
メンタルヘルス不調の事例紹介	神栖産業医トレーニングセンター 坂本　和之
運動指導の実際	筑波大学　総合診療科 阪本　直人
女性労働者の健康支援	滋賀医科大学　公衆衛生学 川島　恵美
眼科疾患と産業保健	東海大学 深井　航太

■研修後アンケート

■参加者の声

• 産業医として働く時に参考になる内容資料だった。
• 産業マーケティングの講義がおもしろかった。
• 眼科の先生、とても聞きやすかったです！
• 臨床現場とは違う視点でのお話を伺えた。臨床現場でも起こり得るトラブルに関する法律の視点でのお話を伺えた。
• 実際の現場の経験を含めたお話を聞くことかできて大変勉強になります。新しい内容も入れていただいており、実際に働く際に助かります。
• ハラスメントは注意している分野になりますが、弁護士の先生の立場から話をきくことは普段なく、実際の対策だったりをわかりやすく説明していただけたので大変勉強になりました。メンタルヘルスに関しても今後相談を受けそうな分野になるので実際にいつから介入して実際に何を聞いておくのが良いのかなど具体的でわかりやすかったです。
• 自分が女性であることもあり、女性労働者の健康支援がとても内容が興味深かったです。産業医として働くようになったら女性労働者にどういう視点で働きかけるのが良いのか勉強になりました。

■当日の様子