産業都市特有の疾患である「熱傷・薬傷」の受入体制強化を目指して、「第4回熱傷・薬傷症例検討会」を開催しました。
2年目となる本年度は薬傷(化学熱傷)の基本的な理解を深めることをテーマに、
鳥取大学名誉教授の山元修先生を講師としてお招きし、参加された皆様から大変好評をいただきました。
■日時・場所
2024年10月3日(木)18:00~19:50
かみす防災アリーナ
■参加人数
127名(うち会場参加35名)
■内容
講師:鳥取大学名誉教授 山元 修
内容:化学熱傷
参加者の声
- 薬品ごとの特徴を知ったことで、対応方法の明確なものを学んだ。受傷時の状況、曝露範囲、時間などを聴取したうえで判断できるよう業務にあたっていきたいと思った。
- 医師の方々以外にも分かりやすく、専門用語の説明等もはさんでお話し下さり、大変勉強になった。化学コンビナートが所在する地域で就業するものとして、また、家庭にもよくある洗剤や溶剤を扱う生活者として、非常に参考になる内容であったと思った。
- 日常であまり見ることがない症例写真を開いて講義していただき、とても学びになった。原因である物質を1番最初に患者さんとお話しする看護師がきちんと状況も含めて問診することが重要であると感じた。
- 薬傷の発生が数件続いており、対応に困ったことがあったが今回の講演で少し不安が解消された。
■当日の様子